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不意を突かれた [数学っぽい?]

この4月で小4になる長女が、静かに本を読んでたと思ってたら、いきなり質問して来た。

「向き付け可能な2次元多様体って、何?」

なんの前振りもなくそんなこと聞かれて、どう答えれば良いというのか。
そんな単語を子供の前で発したことはないはずだし、不意をつかれて焦りまくって、

「例えば、机の表面とか、地球の表面とか表と裏の区別がつく面だよ」

と答えた。答えながら、表裏の区別がつかない面をこの子は知らないと思い、紙テープを輪にして、円筒とメビウスの輪を作って、円筒は向き付け可能でメビウスの輪は向き付け不可能なことを、ペンで輪を描いて、見せてみた。それで勢いがついたのか、長女は自分で色々紙テープを輪にして何やら実験を繰り返し、時にはハサミで切ってみたりしていた。

その間に放り出されていた長女の読んでいた小説を見たら、『簡単に言えば、向き付け可能な2次元多様体のことだよ』とのキャラのセリフを発見。最近の子供向けの小説にはそんな文言が出てくるんですねえ。
とりあえず、自主学習のネタになったようなので、よかったけど、マジ、焦ったよ。
ちなみに長女の読んでた本はこちら(小学生に人気のシリーズらしい):


怪盗レッド(2)  中学生探偵、あらわる☆の巻 (角川つばさ文庫)

怪盗レッド(2) 中学生探偵、あらわる☆の巻 (角川つばさ文庫)

  • 作者: 秋木 真
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/05/15
  • メディア: 単行本



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